突然ですが…、「ふしょ骨のつきかた」について(^o^)/

2011 年 5 月 21 日 土曜日

最近、体調不良でフラフラしながら、いろんなことを同時進行させているのですが…(~_~;)、ある「テレビ収録」を通じて、あらためて感じたことがありましたので、簡単に記しておきたいと思います(^o^)/

テーマは、ペンギンの骨格のお話です。一般に「ペンギンは足が短い」と思われているが…、実は長いんだよ〜ん!という話題は、最近結構いろいろなクイズ番組などのネタになってますから、比較的よく知られるようになってきました(^○^)…で、その「解説」としては、だいたい「ペンギンは水中生活と低温への適応のために、足が体の後方にあり、足の骨のほとんどが体の中にある」という話が紹介されますね。ま、私自身も、ごく簡単にはそういうふうに説明してきました(^o^)/

でも、ホントはそれだけじゃ不十分なんですよ(~_~;)

例えば「ふしょ骨」の話。この骨は、「足指の骨の根本部分」にあたる骨ですが、普通のトリの場合は、かなり長い骨なんです。
それが、ペンギンの場合は、極端に短くなって、陸上で直立した場合、胴体の下にチョコッと出ている足先の「根本」みたいになっています。普通は、これを「足の長さ」だと思っちゃうわけです。だから「ペンギンは短足」だと思われてるわけですが、実は、実際に「ペンギンのふしょ骨はほかの鳥に比べると確かに短い」んですよ(^○^)

それからね…、これは亡くなった私の「ペンギン学の師匠」青柳先生も常々仰ってたことなんですが、「ペンギンの骨格標本」では、この「ふしょ骨の角度」が問題なんです。
「ふしょ骨」は「踵(かかと)の骨」ではないので、足指の骨と同じにベッタリ平らになっていてはいけないんです。足指の骨とほぼ直角についていないといけないんですが…、まあ、だいたいの場合は、残念ながらかなり斜めか「ベタッと平らに」つけられてるんですね(~_~;)(正面からの骨格標本がその一例)

ペンギンの骨格標本

正しくは、「横からの足の部分の骨格標本写真」のように、「ふしょ骨」はピシッと立っていなきゃいけないんです(^o^)v

ペンギンの骨格標本

今度、どこかでペンギンの骨格標本を見かけたら、確認してみて下さいね(^○^)

コメント / トラックバック 2 件

  1. 恋愛歌 より:

    http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0521&f=column_0521_001.shtml
    最新情報です♪ハッピーセットで貰えます。
    ペンギンの骨格標本がいいです。

  2. 上田一生 より:

    >恋愛歌 様
    いつも貴重な情報をありがとうございます_(._.)_!!ハッピーセットですか!?いいですねぇ〜(^○^)

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