特に被害が大きかったのは、首都のサンティアゴからも近いヴィーニャ・デル・マール付近で、山林だけでなく、住宅地も巻き込まれたようです。
今回の大火災で被災し、亡くなられた方々はもちろん、被害を受けた方々全てに、心からお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
ヴィーニャ・デル・マールは、2023年9月上旬「第11回国際ペンギン会議」が開催された港町であり、豊かな自然環境と美しい景観に恵まれた地域です。その国際ペンギン会議の主催者の一人、チリのペンギン研究の第一人者アレハンドロ・シメオネ博士からのメールによれば、「ヴィーニャ地区は確かに大きな被害を受けたが、政府の迅速な対応や救援活動の結果、現在では復興に向かっている」とのことです。
この山火事被害に関しまして、また新たな情報が入りましたらご報告申し上げます。
]]>今回のメインテーマは、「本とペンギン」あるいは「本のなかのペンギン」です。上田自身もペンギンについて、いろいろな角度からいろいろなスタイルの本を書いたり監修したりしてきました。さらに、日本だけでなく、世界には多種多様な「ペンギン本」があふれています。
読書がお好きな方も、ちょっと苦手な方も、子どもも大人も、「本の世界のペンギンと人間」について、ちょっと考えてみませんか?
参加は無料ですが、定員は80名です。3月3日(日)に申込み受付開始ですので、ご希望の方は、添付のチラシをご確認の上、ご連絡下さいませ。
なお、このチラシは、今回の講演を主催される「高槻文庫連絡会」会員で、10代の若きペンギン研究者がデザインして下さいました。皆様のお力添えに深く感謝申し上げます。
では、ペンギンと本の世界に関心をお持ちの多くの方々のご参加を、心からお待ちしております。
]]>これまでのペンギン研究やペンギン保全活動の経過と結果とをまとめながら、それらを基礎として推測されるペンギンの近未来像、ペンギンの生息環境、海洋環境、地球環境の変化についてお話致します。
開講日時は、2024年4月13日(土)10:30~12:00です。
申し込み手続きなど、詳細につきましては、下記の専用サイトにてご確認下さい。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1292802.html
皆様のご参加、受講をお待ちしております。
]]>特に、昨年9月、「第11回国際ペンギン会議」が開催されたヴィーニャ・デル・マール周辺のバルパライソ地域では、多くの家屋が焼失し、多数の住民が避難しているとの報道もあります。
NHKなどの報道によれば、日本時間=2月5日(月)午前8時時点で、100人あまりの死者が出ており、1000棟以上の家屋が焼失したそうです。
今年は、エルニーニョ現象が起きており、気温も40℃を超え(南半球のチリは現在真夏です)乾燥と強風のため、なかなか鎮火が難しいようです。チリ政府も、被災地域に2月3日(土)・4日(日)連続で非常事態宣言を発令しているようです。
現在、チリの研究者に被害状況を直接確認しておりますが、何か日本からの支援が必要な場合は、すぐにお知らせ申し上げます。また、この後の被災状況につきましても、随時ご報告して参ります。
添付の写真は、昨年9月初旬(現地は冬)のヴィーニャ・デル・マールの海岸の様子です。バルパライソ地域には、南のアルガロッボと同じく、いくつか主要なフンボルトペンギンや海鳥、オタリアの繁殖地が点在しております。人間の被害が最も心配ですが、貴重な自然環境や動植物への深刻な影響も懸念されています。
]]>上田は、これまでも、「ペンギンの話題」について監修して参りましたが、この度、『キンダーブック3』の2024年2月号「コウテイペンギン」特集(8ページ分)を監修致しました。
幼児期の子どもやその保護者の皆様に、どのようなテーマをどのように伝えていくかという課題は、いつの時代も難しく楽しいハードルです。この伝統ある「教育誌」のお手伝いができますことを、光栄で意義深いことだと改めて実感するとともに、ペンギンという生きものが果たす役割についても、考え直す良い機会となりました。フレーベル館ならびに『キンダーブック3』編集部の皆様に心からお礼申し上げます。
ご参考までに・・・1940(昭和15)年10月刊行の『観察絵本キンダーブック第十三輯第八編』・『トリ』の表紙と「ペンギンの絵」をご紹介致します。(原本は上田所蔵)
]]>また、発災から2週間以上経過した現在でも、多くの方々が孤立状態にあり、避難所などでの厳しい生活に耐えていらっしゃいます。
このサイトにも、被災地からの貴重で切迫した情報をお寄せいただきました。皆様のお力添えに、あらためて深く感謝申し上げます。
以前、ご報告申し上げました通り、「ペンギン会議」や「ペンギン大学」では、現地の状況がある程度安定するまで、独自の支援活動は控えて参りました。現在でも、「公的機関による募金活動」へのご協力を呼びかけるにとどめております。
中でも、2024年1月16日(火)、公益社団法人日本動物園水族館協会の公式サイトで発表されました「見舞金のお願い」の内容は、激しい被害を受けた「のとじま臨海公園水族館(のとじま水族館)」への直接的支援として、極めて意義深いものだと考えております。この募金活動に関する詳細は、添付の正式文書でご確認下さい。「見舞金の募集期間」は、2024年4月20日(土)までです。ちなみに、公益社団法人日本動物園水族館協会の公式サイトは下記の通りです。
「のとじま水族館」は、今回の震災で施設・飼育動物ともに大きな被害を受けました。そのいくつかは、すでに一部報道されております。水族館スタッフの方々は、みずからも被災されながら、発災直後から、入館者の安全を確保し、避難誘導にあたられたと伺っております。それらの被害からの回復、スタッフの皆様への支援は、動物園・水族館や生きものに思いを寄せる皆様にとって、極めて有意義な活動の一つだと考えております。どうか、皆様の温かいお気持ちをお寄せ下さいませ。
また、公益社団法人日本動物園水族館協会の募金活動とは別に、皆様のお近くの動物園・水族館でも、独自に「能登半島地震支援募金」などの活動を開始しているところがございます。具体的な募金目的や募金要領は、各々の動物園・水族館で異なると思われます。もし、ご協力いただく際には、各々の施設にご確認いただければ幸いです。
ではまた、新たな支援活動、緊急情報などがございましたら、お知らせ申し上げます。皆様のご理解とお力添えとを、重ねてお願い申し上げます。
]]>また、すでに1月1日(月)の「能登半島地震」以降、被災された皆様に、あらためて心からお見舞い申し上げます。大変厳しい毎日をお過ごしかと存じますが、どうかくれぐれもお身体にお気をつけ下さいませ。
これまでに、被災地域の動物園・水族館関係者や震災当日にそれらの施設にいらっしゃった入園・入館者の皆様から、様々な情報をいただいております。今のところ、それらの方々にお怪我などはないとうかがっております。また、被災地の現状を勘案致しますと、現時点でお手伝いできることは、「公的機関を通じた募金活動」への協力だと考えております。
今回の震災からの復旧・復興には、おそらく長く辛抱強い支援活動が必要だと言われています。今後の状況を注意深く見つめながら、適切なタイミングと支援内容とをとらえて、皆様のお力添えをお願いすることになると思います。その節は、何卒よろしくお願い申し上げます。
また、皆様から寄せられた「震災情報」は、適切な時期に、まとめてご報告申し上げます。これまでのお力添えに深く感謝申し上げますとともに、今後の継続的なご協力を、重ねてお願い申し上げます。
もちろん、緊急情報につきましては、できるだけ速やかにお知らせ致します。
あらためて、皆様のご無事とご健勝とを深く深くお祈り申し上げます。
]]>なにか必要なこと、例えば緊急の支援・安否確認などにつきまして、お手伝いできることがございましたら、このサイトのお問い合わせ宛にご連絡下さい。
津波、雪崩、崖崩れ、余震などにくれぐれもお気をつけ下さいませ‼️
]]>画像は、わが家からながめた元旦、初日の出で赤くそまった富士山です。
本年も、できるだけ多くのペンギン情報、地球環境に関する情報をお伝えして参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。
上田一生
]]>2024年1月1日(月)、元旦の深夜に放送される日本テレビの番組の一部を監修致しましたので、ご覧下さい。
番組名「せっかち勉強~知らないとヤバい事~」、1月1日(月)23:30~24:25。詳細につきましては、以下の番組公式サイトでご確認下さいませ。
https://www.ntv.co.jp/SekkachiStudy/
みなさま、どうか良いお年をお迎え下さいませ。来年もまた、何卒よろしくお願い申し上げます。
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