北海道新聞デジタル版に掲載された記事を、朝日新聞社の村山惠ニ様から教えていただきました。
詳細は、下記の記事をお読み下さい。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1098229/
記事によれば、登別マリンパーク(北海道)と帯広畜産大学、麻布大学の共同研究チームによって、白内障手術を受けた高齢(推定30歳)のキングペンギン(オス)のストレスホルモン数値が、視力回復後、大幅に改善(減少)されたとのことです。
この個体は、1998年以降登別マリンパークで飼育され始め、2019年に白内障を発症、2022年に白濁した水晶体を除去する手術を受け、その後経過観察とデータ収集が継続されてきたとのことです。
飼育個体の健康を管理し、老齢個体のストレスを軽減する効果が具体的に確認されたことは、極めて重要な成果です。その技術と実績が広く共有され普及していくことを願っております。
