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『LIEUTENANT NOBU SHIRASE AND THE JAPANESE ANTARCTIC EXPEDITION OF 1910-1912 A BIBLIOGRAPHY』(Chet Ross編・著、2010年発行、Adelie Books)は300部しか発行されていない希行本です(^○^)!!

2012 年 9 月 19 日 水曜日

内容は、白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録です。白瀬や彼の探検に関与した何人かの人々についての簡単な「伝記」も添えられています。

南極探検にあたって陸軍大将乃木希典から贈られた「名刺」の写真も収録されています。さらに、南極探検だけでなく、それに先立って行われた北極探検の記録も収集されているのです。

白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録 白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録 白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録 白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録 白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録 白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録 白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録 白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録 白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録 白瀬南極探検(1910-1912年)に関わる史料・文献目録

著者は、白瀬隊の歴史的壮挙が世界や日本で正当に評価されていないことに義憤を感じているようです。南極探検全般に関する史料については、2001年、Michael Rosoveによって別の文献目録にまとめられています。その収録点数は2万点以上にのぼります。ただし、ここには日本語史料は全く収録されておりませんし、白瀬隊の探検についても、ほんのわずかな英字新聞や英語の論文しかありません。Ross氏は、その空白を埋めるために立ち上がったのです。

彼は、日本語を話すことも読むこともできません。しかし、彼の情熱に動かされた多くの日本人が、この貴重な英語による文献目録の編纂に協力したのです。

ここから先は、まだ確証がない私の想像です。つまり…、Chet Ross氏の情熱はどこから生まれてくるのか?…という疑問です!?もちろん、Ross氏がただの「熱心な南極探検史研究家」だという可能性もあります。

しかし、この2枚の肖像画を知っている私には、本書に掲載されている著者=Chet Ross氏の写真がアカの他人のようには見えないのです。いかがでしょうか?顔立ちが似ていないでしょうか?

2枚の肖像画は、北西航路の探検で知られるJohn Ross(ジョン・ロス:1777〜1856年)と初めて北極点に達した彼の甥=James Clark Ross(ジェームズ・クラーク・ロス:1800〜1862年)のもの。ちなみに、後者は北極探検を6回行い北磁極の位置を特定すると共に、1839〜43年にはエレバス号とテラー号を率いて南極探検を行ったことで世界史にその名を遺す人物です。彼の名は「ロス海」、「ロス棚氷」などという形で南極に残されています。

著者はこの2人の血を継ぐ人物ではないか?私は、そんな風に想像しています。事実はいかがなんでしょうか?どなたかご教示いただければ幸いです!!

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