沼田様から「レナ号事件」の続報をいただきました(^○^)!!

2011 年 11 月 21 日 月曜日

まずは、沼田様からいただいた以下のメールをご覧下さい!!

「お久しぶりです。レナ号は重油の回収を14日で終えたようです。よくがんばりましたね。あとコンテナの回収が16日から始まっていますが、これがまた時間のかかる作業のようです。沿岸の汚染は軽度で済み、幸運だったと専門家は言っています。」

本当に、今回の「レナ号事件」の経緯は参考になります。以前ご紹介した通り、今回は、「船舶事故にともなう重油流出事故」というケースですが、第1ステージ=船舶事故収拾、第2ステージ=重油汚染対策、第3ステージ=被害(汚染)生物救護活動という3つの段階が同時進行しています。

ニュージーランド当局と、救護活動にあたっている民間団体、ボランティアが、よく協調し、しかも身を挺して対応している様子が伝わってきます。もちろん幸運な面もあるでしょうが、それ以上に、的確な状況判断と、臨機応変で素早い対応、ならびに全体を沈着冷静にコントロールするマネジメントがいかに大切で効果的か、お手本を示してくれている。そう思います。

様々な災害、非常事態に際しての「危機管理」という言葉が、残念ながら、今の日本ではむなしく響きます。その点、規模は小さいながら、ニュージーランドの人々の「レナ号事件」への対応には、我々が学ぶべき教訓や実例がたくさん隠されていると思います。

これからの成り行きにも注目していきたいと思います。沼田さん、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!

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