近藤鉄也さんのチリ便り〜第28回〜ネズミの被害に関するマスコミの関連情報をいただきました(^○^)!!

2012 年 7 月 20 日 金曜日

まずは、近藤さんからいただいたメールをご覧下さいませ_(._.)_!!

上田様

お世話になります。

アルガロボのネズミ問題の続報といってよいでしょうか、以下のHPがありました。
En Chile pescadores, ratas, pelícanos depredan pingüinos Humboldt | Fox News Latino

ラテンアメリカの共同通信の記事のようです。
見出しは「チリでは漁師とネズミとペリカンがフンボルトペンギンを捕食している」です。
要点を掻い摘みますと、
「混獲で数が減り、卵はネズミに食べられ、ペリカンの重みで巣がつぶされる。
フンボの保護のためにチリ政府は1995〜2025年はフンボの捕獲を禁止し、保護区や自然公園を設置しているがこれらの措置では不十分。
ネズミによる食害に対して水産庁や環境省は何ら回答しない。」と批判的な内容です。

結びには…、親鳥が戻ってこなければ雛は餓死するかネズミに襲われてしまうだろうとありました。

近藤

近藤様、いつも貴重な情報を、本当にありがとうございますm(__)m!!マスコミの報道と言うのは、時として事実を簡略化し過ぎてしまうことがあります。これは、その典型的な例かもしれませんね。

これらの生物とフンボルトペンギンとの関係については、もっと緻密で正確かつ事例数を確保した上での分析が大切だと考えます。今後の専門家による研究や、細かい経過観察の結果を待ちたいと思います。

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