4月のあれこれ

2010 年 4 月 27 日 火曜日

4月11日(日)、江戸川区自然動物園=行船公園でペンギン・ファン・クラブ恒例、お花見会がありました。大人11人に対して子ども6人という、極めて子ども率の高いお花見でした。当日は、満開を少し過ぎ、桜吹雪が実に綺麗でした。

ペンギン・ファン・クラブは、今年で創立10周年。あちこちでお花見をしてきましたが、最近は行船公園が多くなりました。なにしろ動物園は入園無料だし、周辺の遊戯施設は整備が終わって、子どもたちが遊ぶ環境が整っています。

参加者には「ペンギン・アート展」スタッフのMさんもいらっしゃいました。近々打ち合わせがあり、これからのアート展について、話し合われるそうです。次のアート展が楽しみです(^o^)/

そうそう、お花見の前日には、竹内明さんの新しい陶芸作品を拝見しに作品展に行って来ました。昨年秋に初めて伺いましたが、ペンギン作品の素晴らしいできに感服し、今回の「春展」にも足を運んだのです。

作品は、「薪焼き」の花器、上野の作陶展で入選したマゼランペンギン型の花器、エンペラーペンギン型の花器等、やはりどれも素晴らしいものでした!

私は、小さなジェンツー型のフィギュアが欲しかったのですが、残念ながら全て「予約済み」で入手できませんでした(~_~;)次回は、なんとしてもゲットしようと決意しています。

陶芸作品展 陶芸作品展02 陶芸作品展03 陶芸作品展04 陶芸作品展05

そうこうしている内に、一通の「異動通知」をいただきました。長崎ペンギン水族館館長の甲斐宗一郎さんからでした。甲斐さんには、旧長崎水族館時代からずっとお世話になってきました。水族館の基本を教えていただいた、私の師匠でもあります。

甲斐さんは、この3月末をもって、長崎ペンギン水族館館長を退職されたとのことでした。長崎水族館時代から数えると、43年間、第一線の「水族館人」として活躍されてきた甲斐宗一郎さんに、心からお礼を申し上げるとともに、これからのさらなるご活躍をお祈り申し上げます。

甲斐館長、本当にお世話になりました!!これからも、長崎ペンギン水族館のために、微力ですが努力を続けて参ります。

さて、最後に、だいぶ前になりましたが、「マリンピアクラブ」のチャリティー・コンサートへの小澤由起子さんからのメッセージと『河北新報』の紹介記事をご報告致します。いよいよ南米で、マゼランペンギンの新たな受難の季節が始まります。リチャードさんや南米で救護活動に取り組んでいる人々を少しでも支援できるよう、工夫を重ねていきたいと考えています。皆様のご支援、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます!!

河北新報掲載記事4月4日

マリンピアクラブの皆さまへ

この度は、本当にありがとうございました。
9万円もの募金を集めるのは、本当に大変だったと思います。
私もオイル流出があった際に、募金活動をしましたが、本当に大変でした。
オークションに出展して頂いた方、お買い上げ頂いた方、チャリティーコンサートに参加頂いた方、皆さんに感謝致します。
ありがとうございました。

車ですが、お気づきの様に本当に必要なのです。
ただ、車は車の費用+維持費を考えなくてはなりません。

今現在は、ボランティアのヌリアさんが都合が付く時であれば、車を出してくれて、港に魚を買いに行ったり、レスキュー活動を行っています。
本当に良く手伝ってくれますが、あくまでもボランティアなので、レスキューセンターの活動には十分とは言えない状況です。
以前、ヌリアさんのお休みの日にレスキュー要請があり、タクシーで現場まで向かった事がありました。帰りは、通報者のご好意で、車を出して頂きました。
車がセンターで使用できるようになれば、パトロールや救助活動がどんなに円滑に行われるかしれません。

そこで、今考えているのが、動物(この場合はペンギン)の里親制度を上手く利用できないか?と言う事です。
どういう、プログラムかと言いますと、○月に救助された、ペンギンのペンペン(仮名)をリリースまで里親となった方が面倒を見る(ある一定の金額払う)と言うもので、里親の方には、写真や近況報告が電子メールで送られるようにします。1羽のペンギンに何人でも里親が着けるようにして、里親がつけばつく程資金が増える仕組みにします。

これで、何とか維持費を捻出できないかと考えていますが、その前に餌代・光熱費・薬・ビタミン剤などの確保も必要と考えられます。

課題は、沢山ありますが、少しずつと思っております。

ペンギンフェスタのビデオを楽しみにしています!!

それでは、これからもどうぞよろしくお願い致します。

小澤由紀子

コメント / トラックバック 6 件

  1. TABI より:

    上記のような里親制度のプログラムは、フォークランド・コンザベーションもやっています。いいアイディアかと思います。

    私もキングペンギンの「イヴァンくん」の里親になっていて写真などが送られてきました。

  2. あきら より:

    竹内です。ご紹介ありがとうございます。また、先日の展示では、ご来場・お持ち帰りいただいてありがとうございました重ねて御礼申し上げます。

    ジェンツーのチビちゃん達の件では、ご期待に応えられず申し訳ございませんでした。次回、秋の展示の際には、会場に足を運んでいただいた方に、もっとお持ち帰りいただけるよう準備したいと思います。

    また、秋の展示に向けて新作を創っていきます。11月頃になりますが、近くなりましたらご案内致しますので、また是非遊びにいらしてください。今後とも宜しくお願いいたします。

  3. 上田一生 より:

    TABI 様
    ご意見ありがとうございますm(__)m!私も、小澤さんのご提案に賛成です。ただ、実際に世界中からの申し出に誰がどのように対応し、どんなサービスを提供するかが1つのハードルだと思います。双方にとって、一番負担の少ない方法は何か?工夫が必要でしょう(^o^)/

  4. 小澤由紀子 より:

    ペンギン・ファン・クラブ創立10周年,おめでとうございます。

    竹内明さんのペンギン陶芸作品は、とても素敵ですね〜。
    かたちもさることながら、色がどれも素敵です。
    次回の作品展には、是非、行きたいと願っております。

    TABI様、先生、ご意見ありがとうございました。
    ペンギン里親プロジェクトは、先生のご指摘にあるように、誰が対応するかが問題ですね。
    リチャードさんは、写真を撮っている時間もインターネット環境もありませんからね〜。
    私が現地でお手伝いをしながら、写真やペンギンの情報を発信できると良いのですが・・・
    どのような方法が、有効か考えて行きたいと思います。
    ありがとうございます。

  5. 上田一生 より:

    あきら 様
    コメントをありがとうございました!秋の展示会を楽しみにしております(^o^)/

  6. 上田一生 より:

    小澤由紀子 様
    コメント、ありがとうございました_(._.)_!!「里親制度」の維持・管理方法につきましては、頼もしいプロ=平川さんと井上さんのお知恵を拝借してはいかがでしょうか?こういった「システムサポート」も、大切な「保全活動の一環」だと思います。皆様のお知恵を拝借できれば幸いです!

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