東北地方太平洋沖地震安否情報〜その18〜

2011 年 3 月 18 日 金曜日

あの日から1週間が経ちました。被災地の皆様、大変な1週間を、本当によく耐え忍んでこられました!
皆様の、忍耐力と冷静なお振舞いに、心から敬意を表します!!

私は、今日は職場で、生徒の進級に関する会議と書類処理をして参りました。
関東の学校は、「計画停電」や「原発関係の避難」で大きな支障がない学校は別として、通学範囲が広い学校は、だいたい修了式まで「臨時休校」になっております。
大学は、この期間はだいたい既に休みに入っていますから、大学生の動きも大きくありません。

しかし、そんな不安な毎日を送る関東地方の学生達にも、今回の震災は深刻な影響を与えています。
例えば、私の教え子(卒業生で現在大学2年生)のお母様からは、こんなメールをいただいております。
以下に、そのメールを引用致します。(以下藤巻さんからのメールの引用)

ご無沙汰しております!ペンギンブログ゛拝見してます。

僅かこの一週間で自然の脅威を見せつけられた気がします。

この状況下、垣間見せる息子の強さは嬉し頼もしき誤算。
根性なしの私は挫けそうになりながら、「節電」や「買い占めはしない」など、本当に小さい協力に徹してます。

いつか笑顔で懸案事項のペンギンツアーでお会いしたいです。明日を信じてもうひとがんばりです。

また、名古屋市在住の、中学生のお母様からは、以下のようなメールをいただいております。
以下に、そのメールを引用致します。

冬に逆戻りの寒さが続いていますがお元気ですか?

上田先生のサイトを見るのが日課になっています 。
役に立つ情報や安否確認ではないのですが、お知らせしたい事があってメールしました。

ご主人の転勤でアメリカのニュージャージーに住んでいる友人がいます。
娘と同じ中2の女の子がいます。

先日、その友人からメールがあり現地の小、中、高、大学生たちが日本の地震の現状を知らせて募金活動を始めようと準備に入った、とのことでした。
娘たちの学校でも同じく準備に入ったようです。

直接の支援はできませんが小さな事でも、お役に立てば…とみんなが思っています。

いずれも、東北地方ではない、つまり、最もひどい被害を受けた地域以外の皆様の言葉です。
しかし、今回、皆様にご理解いただきたいのは、東北地方以外の方々が、今回の震災をいかに深く自らのこととして受け止めようとしていらっしゃるか、ということです。

被災地以外の方々は、連日報道される痛々しい映像や、困難で悲惨な状況を、安閑として眺めているのでは、決して決してありません!
皆様、各々のお立場で、この凄惨な震災の現実を、自らの身に引き付けて考えていらっしゃるのです。

被災地の皆様、どうか日本中の心ある方々のお気持ちと行動が、皆様の支援のために、毎日振り絞られていることを、お心にとめていただきたいと思います!
私たちは、いつでも、被災地の皆様のことを思っています!!

特に、若い方々。
被災地であれ、それ以外であれ、この国家的難局に青春の一時期を過ごさなければならない、若人の皆さん!今の、出来事を、決して忘れないで下さい!
この悲惨な状況をどうか胸に刻んで下さい!

大人達は、立派に行動していますか?
皆さんから見て、おかしな振る舞いはないでしょうか?
大人達は、みんな必死で、あるいは懸命に、この難局に立ち向かっているでしょうか?

自分が若いからといって、遠慮することはありません。これはおかしい!?と思ったら、すぐに大人に指摘しましょう!
大人達の振舞いが、常に絶対的に正しいとは言えません。
残念ながら、こういう時に、かえって相応しくない振る舞いをする大人もいるのです。

そして、一生懸命活動している大人達と、こういう時に話をして下さい。
大人も不安なのです。みんなが不安なのです。
でも、みんなは、決して弱くはありません!みんな、若い皆さんと自分自身のために、苦闘しているのです!

こういう状況が、私たちを鍛えてくれるのです!
私たち大人は、みんな若い皆さんを信じています。どうか、心を開いて、みんなでこの困難を克服しましょう!

ではまた、皆さんの情報をお寄せ下さい!

ペンギン会議・マリンピアクラブ 上田ー生

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