7月27日(日)、「東京ズーネット」上で、以下のような発表がありました。まずは、その内容をご確認下さい。
◽フェアリーペンギンの「遺伝的多様性」を守る挑戦──オーストラリアからの有精卵輸送と孵化に成功しました | 東京ズーネット https://share.google/6NYCND9vXwh3joN1r
このような地道な活動や国際協力が、野生動物の理解と保全・研究活動を、その根底で支えています。1年単位で考えるのではなく、数年間~数世代(100年間ほど)先のことを想像・想定しながら、たとえ「現場担当者」が交代しても、そのバトンが受け継がれ活動が継続されていくことの大切さを、痛感するニュースです。
東京動物園協会のご努力に敬意を表します。また、このような試みが、ほかのペンギン、ほかの野生動物についても、幅広く展開されていくことを、心から期待しております。
バララットワイルドライフパークから葛西臨海水族園に、フェアリーペンギンの有精卵を輸送することに成功されたこと、日本では初めての取り組みとのこと、素晴らしい挑戦であり、陰のご努力のたまものと思います。
そのうえで、孵化したひなが死亡したのは、誠に残念でした。
ご担当の方は、お肩落としのことと思いますが、今後とも、積み重ねた知見やスキルを活かして、新しい命につなげていただけることを念願します。