妻の言葉を借りれば、「あらまあ！大忙しねぇ〜(^○^)!!」ということになっています(~_~;)(涙)!!

なんせ…、すみだ水族館のオープンは22日(火)(来週です(~_~;)(汗))に迫ってるし、葛西の脱出ペンギンは見つかるし、その上…21日(月)にはひっさしぶりの「金環日蝕」ときてますから、私の携帯への様々な方面の方々からのコンタクトが一気に増えているわけです(~_~;)(涙)!!

なかでも…「先生！日蝕の時にペンギンは異常な行動をとるんでしょうか？」、「日蝕の時にペンギンはどうするんでしょうか？」等といった問い合わせが、テレビ関係の方々から相次いでいます。「21日(月)は先生はお暇ですか？」、「この記念すべき日に仕事ですか？」などという半分脅迫めいた問い合わせもあるくらいで…(~_~;)(涙)!!。

日蝕だろうとなんだろうと…、前期中間試験前日の高校の教員が暇なわけないでしょう(~_~;)!!しかも、日蝕の時間帯は朝のうちだそうで、その時には通勤電車に揺られてます(~_~;)(涙)!!

もう一部のテレビ番組では、私の名前とコメントが引用されて「日蝕の時のペンギンは？」なんていう紹介があるようです。面倒なので…、ここに私の考え方を簡単にまとめておきたいと思います(^○^)!!

まず結論から言いますと…「わかりません」ということになります。ペンギンと一口に言っても18種類います。生息地の環境や季節、周囲の状況によっても反応は違うでしょう。動物園や水族館にいる飼育下のペンギンだって、どう反応するかわかりません。それが餌やりの時間に重なったりすれば、行動は混乱するでしょう。特に、「世紀の天体ショー」だってんで、わんさかガヤガヤ大勢の人間が押し寄せたりしたら、ペンギンだって普通の気分ではいられないでしょう。天体に反応しているのでなく、騒いでいる人間に怯えてしまうことにもなりかねません(~_~;)(汗)!!

ただ、これまでの「日蝕」の時に各地で観察された事例をみると、例えば南極のアデリーペンギンはソワソワと落ち着かなくなり鳴き声をあげた後、寝る体勢に入った…という知見があります。似たような行動を、外国の飼育下のペンギンもしたようです。

これらから想像できることは、ペンギンは辺りが暗くなると、まず周辺の個体にコンタクトコール(仲間や群れの個体どうしの間で互いの存在や位置を確認する時の鳴き声)をし、さらに暗さが長引けば寝てしまう。そういうことだと思います。これは、ペンギンにとってはごく普通の反応で、特段珍しい行動ではありません。

思うに…「日蝕」というのは、極めて抽象度の高い概念で、そもそも天体現象という考え方を直接人間以外の生物に投影して、そこから何か特異な解釈や結論を早急に引き出そうという姿勢に、何か短絡的で刹那的なものを感じます。これも一種の擬人化なのかもしれません(~_~;)!!

私は、数百年に一度の天体ショーにもロマンを感じないわけではありませんが…、最近の天候急変や自然災害等の野生動物への影響の方がずっとずっと気になってしまうのです。夢のない話で申し訳ございませんでしたm(__)m!!

カテゴリー: ペンギンまみれ | トラックバック | RSS | 3 件のコメント »
タグ：金環日蝕