斎藤美香子さんから、「マユグロアホウドリとイワトビペンギン」についての追加情報と今後の活動に関するお考えを伺いました(^o^)/

2011 年 7 月 3 日 日曜日

先日の第1報以来、皆様から様々なご感想や情報をいただき、ありがとうございました_(._.)_!!

斎藤美香子さんのブログに、詳細な補足情報がアップされていますので、詳しくはそちらをご確認下さい_(._.)_!!

ドイツ、マックスプランク研究所の研究グループには、下関水族館の新ペンギン展示施設=「ペンギン村」監修の際、斎藤さんに仲介していただき、フォークランドのオリジナル映像取材にご協力いただきました。
ニューアイランドのペンギン繁殖地を主なフィールドとして、イアン・ストレンジさんと共に、長年、イワトビペンギン等の基本的調査・研究を根気よく続けていらっしゃいます。間もなく、さらに興味深い研究成果が明らかになると思います(^o^)v

さて、斎藤さんからのメールには、このような経緯に加えて、斎藤さんご自身が、今後フォークランドでどんな活動をされようとしているのか、情熱的で夢のある計画が記されていました(^○^)!!
斎藤さんのお許しを得て、以下にその部分をそのまま引用させていただきます(^o^)/(以下、斎藤さんからのメールの引用です!)

「ペンギン研究においては、本当にフォークランドという場所は絶好の場所だと、最近つくづく思います。多くのペンギン生息地は人里はなれた場所、アクセスが難しい場所ですが、フォークランドの場合、滞在型の研究を何年にもわたって長期的に行うことが出来ますし、日々の変化などをつぶさに観察することが容易です。

ニューアイランドでは、マユダチ、キタイワトビ、スネアーズ、ヒゲペンギンなど、遠くに生息する種のペンギンが目撃されており、スネアーズなどは「NZ,オーストラリア海域以外での目撃はフォークランドしかない」など言われておりますが、これも、そこに滞在して日々研究で現場を訪れているからこその目撃であって、他にもそういう事例はあるのだと思います。

私も数年後、家庭の状況など周囲の条件が許すようであれば、半年向こう(ニューアイランド)に滞在して、研究保護活動に従事し、半年日本の生活を始めていこうと思っておりますが、以前お話した出版のお話も、今ではなく、その後に本格的なものとして実現させたい、そして、ニューアイランドの保護のための資金集めの一環として、コロニー内にライブカメラを取り付けたり、ネットで最新の情報発信というような手法を取れたらと考えております。」

私は、以前から、斎藤さんに、長年にわたるフォークランドでの活動を一冊の本にまとめて出版されることをお勧めして参りました。上の引用の中で「出版のお話」と出てくるのは、そういう背景からです(^o^)/

斎藤さん!ぜひ、様々なアイディアを1つ1つ、実現していきましょう(^○^)!!これからも、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!

コメント / トラックバック 3 件

  1. ぱん より:

    イアンさんとトニーさんの島、スネアーズも目撃できる可能性があったんですね・・・がーん(ショック!!)。
    イワトビ・マゼランしか見ていないです。もっとじっくりがっちり探せばよかったです・・・。

  2. 上田一生 より:

    >ぱん 様
    コメントをありがとうございました_(._.)_!!
    ぱんさんは、斎藤さんの「フォークランドツアー」の常連さんなんですか?次回のツアーには参加されますか?

  3. ぱん より:

    いえ、斎藤さんの活動とは関係無く、観光でフォークランドに行ってきたのです。南極のついでに・・・
    人間の家のある場所からてくてく30分ほど歩いたところにイワトビペンギンとマユグロアホウドリの合同巨大コロニーがあってすぐ近くで観察できたのを覚えています。

    ニューアイランドに立ち寄ったのは、2011年の3月11日のことでした。
    本当はペンギンどころでもなかったんです。

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