死因は「老衰」とのことです。年齢は34歳(９月24日には35歳の誕生日を迎える直前でした)、体長81cm、体重9.4kgでした。

父親は「ぎん吉」、「39年９ヶ月」という世界最長飼育記録を保持しています。母親は「ベル」、昭和41年８月に国内２例目の飼育下繁殖個体として長崎水族館で生まれました。

長崎ペンギン水族館館長、楠田幸雄さんが８月21日に公表された「訃報」の中から、「性格等について」の項目をご紹介致します。

「体は、少し小さめで、右目は白内障で殆ど見えない状態となり、死亡時は体力を消耗する換羽後期でした。餌は、アジを三枚おろしにしたものにビタミン剤を投与し、嘴を軽く開け食べさせていました。おとなしく、おっとりした性格で亜南極ペンギン室のガラス側に１羽でいることが多かったため、来館者にも人気者でした。８月19日、午後より起立困難となり予備飼育室へ移動し、療養させましたが翌日静かに永眠しました。」

「お別れの会」が９月22日、長崎ペンギン水族館館内で行われる予定です。

「ぺぺ」ちゃん、長い間本当にお疲れ様でした!!私たちに夢や安らぎを与えてくれたこと…、決して忘れません。どうかゆっくり休んで下さい!!

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