今年も始まったマゼランペンギンの受難

2010 年 4 月 13 日 火曜日

いやあ〜、お花見の季節ですねぇ〜(^o^)/ペンギン会議の姉妹グループ=ペンギン・ファン・クラブ(略称PFC)でも、今年のお花見を11日(日)に江戸川区動植物園で行いました。

目黒川の桜

この写真は目黒川の桜です(^o^)/:4月6日(火)。私の職場の近くですが、毎年、ドンチャン楽しげな人々を横目で眺めながら、黙々と職場に向かっています。

さて、以前ご紹介した南米で活躍中の小澤由起子さんから、いくつか貴重な情報をいただきました。ちなみに、この写真は、今年のお正月に小澤さんからいただいたものです。

小澤さん2010年正月

今回は、「マゼランペンギン漂着」と救護活動の話です。

小澤さんによれば、例年、マゼランの漂着が本格化するのは6月以降だが、3月初め頃にも漂着することがある、とのことです。
事実、3月29日のCNNの報道によれば、すでに南回帰線付近のブラジル海岸には、例年にない数=700羽以上のマゼランが漂着しているとのこと。

どうなっているのでしょう?小澤さんから質問されましたが、私自身もさっぱりわかりません。

CNNが指摘しているように、考えられることはいくつかあります。

例えば、私が以前NHKの「今日の世界」で解説したように、「海水温や海流のかなり大規模な変化」がおきている可能性があります。また、強風、餌生物の偏在が原因かもしれません。しかし、真の原因はまだ全く不明です。

とりあえず、今私達にできることは、この現象の原因究明に努力すること、そして、被害を受けているマゼランペンギンの救護活動を活発化、効率化し、現地で実際に活動している人々に実質的な具体的支援をしていくことです。

そういった意味で、以前=昨年暮れに小澤さんに託したペンギン会議からの「クリスマス寄付」が、無事ウルグアイのリチャードさんのもとに届いたという知らせは、私にとっては何より嬉しいニュースです。

寄付金が入った日本式の「のし紙」をマゼランたちがパクパクしている写真は、私の「宝物」です。

リチャードさんとのし紙を食べるマゼランペンギン

リチャードさん、小澤さん、楽しい写真をどうもありがとうございました_(._.)_!!微力ですが、これからも応援を続けます!!マリンピアクラブからの寄付金も、間もなく届くでしょう。どうか、有効に遣って下さい。

コメント / トラックバック 3 件

  1. penguinman より:

    ご無沙汰です。マゼラン寄付が届いてよかったです。フンボチームの方も頑張ります。

  2. 小澤由紀子 より:

    上田先生、ブログご紹介いただきありがとうございました。
    ウルグアイのリチャードさんも、先生のプログにのせてもらい喜んでいました。
    封筒が西洋式に横になっているのが、何とも微笑ましい限りです。

  3. 上田一生 より:

    penguinman 様、小澤由起子 様
    コメント、ありがとうございました!マゼランペンギン達のため、フンボルトペンギン達のために、これからも頑張っていきましょう!!よろしくお願い申し上げます_(._.)_!!

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