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「チリペンギン」ぐるみ:ぬいぐるみシリーズ第1回

2010 年 3 月 12 日 金曜日

ある時、チリ大使館にお勤めの友人に、「職場にきもちわるいペンギンぐるみがある」と聞いた。「なんだか目がグルグルしてて、笑ってるみたいなの!」という。

最初は「ふーん!?」という感じで聞き流していた。しかし、後日、その友人から「これ!!」という写メが届いて、「アッ!」ということになった。私にとってはとても懐かしい「ぐるみ」だっからだ。

フンボルトペンギンぬいぐるみ

正体はこれ!!高さ25cmくらい。胸に「CHILE KIWI FRUIT」という文字が入っている。

実はこれ、チリ産フルーツの輸入促進用にデザインされたフンボルトペンギン=チリペンギンなのだ!

1994年、「ぺもの堂」店主にとっては忘れもしない、あの「アポロ・シー号事件」の年。チリの農業省から、「日本へのチリ産果実の輸入解禁を記念して、フンボルトペンギン保護を進めているペンギン会議と連携して、ペンギン保全推進とチリ産農産物の販売促進キャンペーンを行いたい」という提案があった。

協力を承諾して、できあがったのがこのキャラクターというわけ。

キウイは男の子。ブドウが女の子という想定。Tシャツやシール等も作られた。
各地で記者会見や、街頭キャンペーンがあり、店主も、何回かかり出された。

チリ・キーウイ チリ・グレープ チリ・キーウイステッカー チリ・グレープステッカー

それが、「農業新聞」にも紹介された。

農業新聞 掲載紙面1 農業新聞 掲載紙面2

「不気味なペンギン」の正体は、チリのフルーツキャンペーンキャラクターだったという一席でした。

コメント / トラックバック 1 件

  1. penguinman より:

    私も覚えています、アポロシー号事件でのこと・・・。いつかチリピスコサワーでやりたいですね!!!

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