近藤鉄也さんのチリ便り〜第61回〜真冬のチリから最新報告をいただきました(^○^)!!

2013 年 8 月 18 日 日曜日

まずは、近藤鉄也さんからいただいたメールをご覧下さいませ_(._.)_!!:

「上田様

いつもお世話になります。まだまだ暑い日が続いているようですが、ご無事でしょうか?こちらは寒い日が続いております。

アルガロボでの立ち入り調査が禁止されて間もなく2ヶ月になりますが、何ら進展はありません。文句を言っていても仕方がないので、Cachaguaまで路線バスで行って対岸から観察をすることにしました。先月は18羽しか見えませんでしたが、先日のモニタリングでは倍増しております。 先週のイスラロコス調査ではすでに巣籠りしている個体もいました。昨年の調査では、9月でも巣籠りがありませんでしたから、これは予想外です。秋の繁殖がなかったので春の繁殖が早まるのかもしれません。 飼育個体も間もなく産卵しそうですから、生息地の卵を飼育個体に任せて、飼育個体の卵を人工孵化・飼育に回す手配までできればと期待しております。

ではまた連絡いたします。

近藤」

近藤様、いつも貴重な情報をいただきありがとうございます_(._.)_!!日本は連日の酷暑に見舞われておりますが、チリには早くも春の気配が近づいているのでしょうか?

アルガロッボの立入禁止措置が解除されないのは残念ですが、カチャアグアの個体数が倍増しているとのこと…。なんとか今年のラニーニャを乗りきって、新たな繁殖の兆しが拡大して欲しいと念じております(^○^)!!

なお、近藤さんからは「現地で撮影されたフンボルトペンギン保全活動の記録映像」=DVDをお預りしております(^○^)!!この映像は、JICAとチリ政府が共同して制作された最新情報です(^○^)!!今年度のペンギン会議全国大会で、皆様にご披露できると思いますので、どうぞお楽しみに(^o^)v!!

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