絵画展のお知らせです!

2011 年 3 月 23 日 水曜日

久しぶりのブログです。皆様、お元気でしょうか?

今回の震災は、千葉県に住み、都内で働いている私にとっても、「毎日の身近な出来事」です。
東北地方の大変な被害を受けた方々に比べると、本当に軽微な被害ですが、いつまで続くのか検討すらつかない予震(昨日=22日も数回、比較的揺れの大きな地震が千葉県沖でありました)や、「計画停電」や「放射性降下物」のことなど、非日常的なことが「日常化」しつつあります。

そんな中で、ついつい気持ちが落ち込みがちになる毎日ですが、昨日、久しぶりに懐かしい方からのお手紙と「絵画展のご案内」をいただきました。
お手紙の主は画家の金トゥゲンさん。金さん!ごめんなさいm(__)m!!私の携帯の「漢字辞書」に「金偏に玄」が見つかりませんでしたので、お名前を半分「カタカナ表記」致しました_(._.)_!!

金さんとは、もう十数年のお付き合いです。
長崎ペンギン水族館しものせき水族館=海響館の展示イラストや「企画展」で、大変お世話になってきました。

時々、千葉県市川市にあるアトリエや浦安市にあるご自宅をお訪ねして、仕事の打ち合わせをさせていただいたり、美味しい焼肉やマッコリやキムチをご馳走になったりして、大変お世話になって参りました。

また、金さんは、数年前からネパールに出かけ、山村の子どもたちを支援すると共に、子どもたちや現地の先生方と「絵を描く」活動を続けてこられました。
その活動を伝え、ネパールの子どもたちの作品を展示する絵画展を企画していらしたのですが…。

まずは、金さんからの「お知らせ」の文面を、そのまま、以下に引用致しますので、ご覧下さい。

「みなさん、このたびの震災でご無事でしょうか?

私、金トゥゲンはネパールでのワークショップの最中に震災のニュースを聞きました。
15日に帰国して、浦安の我が家が傾き、電柱が倒れ、歪んだ道を目の当たりにしてショックをうけました。
しかし、東北の悲惨な人々のことを思うと愚痴をいうことはできません。
予定していた展示会は躊躇しましたが、こんな時だからこそ行うべきと考えを切り替えました。
今大変な状況に置かれている方、悲しみや苦しみの中におられる方々の上に慰めと力添えがありますように祈っています。

展示会のご案内

ネパールの山奥村の子どもたちと絵を描き始めて今年で4年目になります。
このたび、ネパールの子どもたちの絵を中心に展示会を企画しました。
私、金トゥゲンの作品はネパールの風景画(新作を中心に20点予定)を展示します。
その他に参加者の作品、活動の記録写真、そしてネパール関係の小物の物品販売も行います。」

では、以下に絵画展の要項を記します。

1、テーマ:ナウリコット村の子どもたちの絵画とネパールの情景展(金トゥゲンとネパールの子どもたちの絵画展示)

2、期間:2011年3月27日(日)〜4月10日(日)

3、会場:東京スバル恵比寿旧展示場(渋谷区恵比寿)

4、開館時間:11:00〜19:00(土曜日は20:00、最終日は16:00まで)

ちなみに、金さんが確実に会場にいらっしゃる日程:3月27日(日)17時からのオープニングパーティー、31日(木)・4月1日(金)は一日中。3日(日)は15時からワークショップ(「絵を描きたいけど描けないと思い込んでいる大人のための絵の教室」)、8日(金)・10日(日)は一日中。

5、主催:ネパール子ども絵画教室プロジェクト

6、後援:ネパール大使館、(社)日本ネパール協会、NPO日本ネパール女性教育協会

7、スバル興産株式会社、日本デザイン専門学校、Make-A-Wish of Japan、日本キリスト教団豊沢教会

ナウリコット村の子どもたちの絵画とネパールの情景展 ナウリコット村の子どもたちの絵画とネパールの情景展2

千葉県浦安市は、今回の震災でひどい液状化現象が起き、住宅や道路が壊れ、長い間、停電、ガス・上下水道の不通が続いています。
ご自宅がそんな、厳しい状況であるにもかかわらず、ネパールの子どもたちのために、絵画展を企画し実施されようとしている金さんのご決意とお気持ちに心を打たれました。

金さん!私も、必ず会期中に伺いますね!!どうか、ネパールの子どもたちと、被災者の方々のために、頑張って下さい!!

皆様も、もしお時間がございましたら、会場にお出かけ下さい!!

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