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ペンギンぐるみシリーズ〜その8〜平面世界から抜け出したペンギンたち

2010 年 4 月 30 日 金曜日

まずは映画の世界から。
と言っても、ニック・パーク監督の作品はいわゆる「クレイメーション」だから、完全な「平面=二次元」ではない。ご存じ、赤い手袋をかぶってニワトリのふりをした「怪盗」フェザース・マッグローだ!

フェザース・マッグロー

ペンギンに悪役はいない。というのは、もう昔の常識。マッグローだけでなく、バットマンの敵役=ペンギンマン。マダガスカルに登場し、ついには主役の「ペンギンズ」として、いろいろな「破壊活動」に勤しんでいるヒゲペンギンたち…。

でも、やっぱりマッグローは「ピカイチ」ですね!

次は、オーストラリアの絵本、児童書業界のヒーローペンギン=サム。ノーマン・リンゼイが『魔法のプディング』を書いたのは1918年。サムはその主人公の1人。一応、設定はアデリーペンギンなのだが、ズボンをはいたこの姿は、眼が出ていることも含め、どうみても「カエル」だ。1990年代末にアニメ化され、絵本や関連グッズがたくさん発売された。

児童書業界のヒーローペンギン=サム 『魔法のプディング』タグ

最後は「オレンジのペンギン」。葉祥明さんの美しい絵本から抜け出してきた。たしか、ポストカードやほかの関連グッズもあったような気がする。

葉祥明さんの美しい絵本より

絵本や児童書のヒーローペンギンがぐるみ化された例は、まだまだある。でも今回はこれまで。あとは、「子どもの本」の中で見ていこう。

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