最近「子どもの本」が豊作です(^o^)/〜その1〜

2011 年 1 月 31 日 月曜日

今年に入り、日橋園長に刺激されて「動物園論・水族館論」本を、発作的・集中的に読んでいます。
ここでも、2冊ご紹介しましたが、近々もう1冊、かなり重く堅い内容の本の話をする予定です。

また、最近、様々なユニークな視点の「園館本(英語)」が次々に出版されているようです。
業界情報によれば、これ等の内のいくつかは、既に「翻訳作業」が進行しているようで、遠からず日本語でも読めるようになるでしょう(^o^)/これ等の書籍についても、必ずご紹介します。

ところで、このような「本格的園館論」の隆盛は、私としては大歓迎です(^o^)v内外共に、新しい施設が数多く誕生し、園館の多様性に注目が集まるようになってきました。
当然、ペンギンの飼育・展示についても、新しい発想や工夫が出てきているはず。事実、そうなってきてますし、私自身も、その流れの中に身を置きつつあります。

ただ、私はあくまでも「一人のペンギンファン」であり、「ペンギン保全サイド」の人間です。
その「立ち位置」から園館を見るとどうなるのか?園館とどのような関係を築いていけば良いのか?
これからも、そういう視線で、文献紹介、園館紹介をしていきたいと思います(^o^)/

さて、前置きが長くなりましたm(__)m!!

最近、「園館本」が多出しているように、実は「子どものペンギン本」も、加速度的に出現率が上がっているような気がします。
そして、実は「子どものペンギン本」の世界にも「園館」が頻繁に登場します(^o^)/

ここでは、最近上田が「採集」した「子どものペンギン本」を、集中的にご紹介しましょう。
こんな本のラインアップから、皆さんはどんな「ペンギン観」の変化をお感じになりますか?

まずは『The Night Iceberg』(Helen Stephens,2010)。イギリスの作品ですね。タイトルにペンギンと書いてない「ペンギンがメインキャストの絵本」でもあります。

『The Night Iceberg』1 『The Night Iceberg』2 『The Night Iceberg』3

巻末の作者あとがきを読むと、この絵本誕生の背景がわかります。ヘレン・ステファンさんいわく…「この本は、ロンドン動物園のペンギンとトーベ・ヤンソンの『ムーミン』に登場する氷山のお話から生まれました。」

氷山を独り占めしたい女の子。そして、氷山が好きなペンギンたち。さあ、氷山はどうなるんでしょう?

昔から、作家にとって、動物園での「ペンギン体験」は、創作の新しい刺激になるようです。
でも、その結果生まれた作品には、やはり「時代の空気」があるような気がします。

もう1冊には、動物園は登場しません。タイトルは『Monday』(Anne Herbauts,2006)。アメリカの絵本です。

『Monday』1 『Monday』2

Mondayというのは、主人公の名前。やっぱり、「ペンギン」という言葉はタイトルに現れていません。
でも、表紙にも中身のページにも、「型押し」の技法で紙に凹凸がつけられています。それが雪であったり、ペンギンであったり…。

Mondayは、火曜日や水曜日や…そして日曜日を待っている。そして、春が夏に、秋が冬に変わって…。

月曜日は、長い間「憂鬱な日=ブルーマンデー」でした。そんなMondayが、ペンギンとして、時の流れの中で、いろいろなものに出会い、変わっていきます。気持ちも、仕事も…。

さて、Mondayはどうしてペンギンなんでしょう?

原本を手にとって、考えてみて下さい。

コメント / トラックバック 2 件

  1. ペンギン大好き女子中学生 より:

    「動物園論・水族館論」とは、いったいどんなものなんですか?
    かなり難しそうですが・・・

  2. 上田一生 より:

    ペンギン大好き女子中学生 様

    コメントありがとうございます_(._.)_!!

    いいご質問ですね(^o^)/「動物園論・水族館論」というのは、「動物園や水族館についてのいろいろな意見」ということです。
    動物園や水族館には、長い歴史や、様々な活動や、解決しなければならない課題があります。

    また、いろいろな人々がこれらの施設に関心を持ち、そこで働いたり、利用したり、造ったり、研究したりしています。
    現代社会の中で、大きな役割をもって活動している動物園や水族館を、今後どのように活用したり変えたりしていけば良いのか?みんなで意見を出しあい、話し合っていく必要があるのです。

    そのために、いろいろな本が出版されています。面白い話も、ちょっと真面目でむずかしい話もありますが、あなたもぜひ1冊読んでみて下さい!
    そして、あなた自身の感想や意見を、動物園や水族館のために、人間と生き物のために、発言し発表して下さい(^o^)/

    楽しみに待っています(^o^)v

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