マリンピアクラブのごんすけ様から、マリンピア松島水族館再開レポート第3弾が届きましたので、ご報告申し上げます(^o^)/

2011 年 4 月 30 日 土曜日

今日で、マリンピア松島水族館が再開されてから1週間になります。
マリンピアスタッフの皆様、お元気ですか?皆様の、ご努力は、宮城県の被災者のみならず、全国の方々を力付けるとてもパワフルな話題です(^o^)/

今回は、ずっと皆様のお側で、応援し続けてきたマリンピアクラブのごんすけ様から、再開レポートの第3弾丸が届きましたので、皆様にご披露申し上げます(^o^)/
(以下、ごんすけ様からのレポートをそのまま引用致します。)

上田先生、こんにちは

ようやく「マリンピア松島水族館レポート・ペンギン編」を送ることができました。

先生のこのブログにお越しになる方も気になるところだと思います。
遅くなり大変申し訳ありませんでした。

きれいに修繕された広場を歩きペンギンたちに逢ってまいりました。

マリンピア松島水族館-屋外プールの様子

ご覧のとおり皆元気です。
スタッフの皆様の献身と松島の島々のおかげで再開前より1羽も欠けることなく、いや、むしろ1羽増えた状態で再開(再会)の日を迎えました。

現在屋外プールに居るペンギンは6種類。
本来の主であるフンボルトペンギン、ケープペンギン、マゼランペンギンに加え期間限定でイワトビペンギン、初のお出ましのオウサマペンギン、ジェンツーペンギンの面々です。
オウサマペンギンのアオ君とナシ君はじめ換羽のため少しボォ〜としている個体も一部いましたが、みな元気で再開前と変わらぬたたずまいを見せてくれました。

ペンギンのお食事タイムでは、飼育場から伸びる渡り廊下にイワトビペンギンがワイワイぴょんぴょんと出て来てお客様の目の前でえさを貰うというイベントがありました。
ペンギンと人間の近さに驚愕です!もちろん老若男女問わずお客様は大喜び。
ペンギンタッチ並みの近さでペンギンの食事風景を見ることができます!
久しぶりの客様にペンギンたちも張り切っている様子です。

久しぶりのスタッフ以外の人間に興味を持ったのはペンギンたちばかりではありません。
イロワケイルカのセーラ、サクラ母娘の水槽に立つとサクラが挨拶に来ましたし、キタオットセイのタロちゃんもじっとこちらを見ている状態で泳ぎまわっていたり(よく壁やガラスにぶつからないものだと感心)、マリンピアのスター、アシカショーの三人(?)娘も少々緊張しながらも張り切った様子でした。

マリンピアの再開を喜んでいるのは人間たちだけではないのですね。

4月2日に孵化したケープペンギンの赤ちゃんはというと
「ケープペンギンのおやこのいえ」と掲げられた巣箱の中にいるようなのですが、巣箱の前にデデ-ンと大きな木のディスプレイがありまったく見ることができませんでした。
しかし、時折巣箱から顔を出すこともあるようで、運がよければかわいいモコモコなヒナの姿を見ることができるかもしれません。

震災前に生まれ、あの極限状況の中で見事に孵化しすくすくと成長するケープペンギンのヒナ、殻を割って出てきたその力強い姿に見守っていたスタッフの皆様もどんなに勇気付けられたことでしょう。

私事で恐縮ですが
この日マリンピア松島水族館へ向かうため電車と代行バスを利用しました。
いつもの車窓の風景であるはずなのに…あるべきもののない、そしてありえない場所に存在するものの風景。
往路ではただ愕然としましたが、復路では「負けちゃダメだよね」という気持ちが強くなりました。

生き生きと、ただ生きることに純粋な動物たちの姿は見るものに勇気を与えてくれます。

生まれたヒナがマリンピアの復興のシンボルであるならば、マリンピア松島水族館自体も、甚大な津波被害からいち早く立ち上がり復活を果たした先駆者として、日本大震災で被災した全ての方々、全ての街の希望となってくれることを願ってやみません。

 マリンピア松島水族館スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

 たくさんの勇気をありがとうございます!

 これで私のレポートは終了です

拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。
また、今度はマリンピアでお会いしましょう!

マリンピアクラブ事務局 ごんすけ

ごんすけ様、素晴らしいレポートを、本当にありがとうございました!!

上田は、皆様からの第1回「応援募金」をお渡しするために、5月2日にマリンピア松島水族館に伺います!何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!

また、今後とも、マリンピア松島水族館へのご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!

マリンピアクラブ 上田一生

コメント / トラックバック 2 件

  1. ごんすけ より:

    上田先生、おはようございます。
    私の拙いレポートをご紹介いただきありがとうございました。

    5月2日にマリンピアにお出掛けになるのですね。
    仙台からは電車でしょうか?

    仙石線乗車の場合は本来の降車地である「松島海岸」までの切符をお求めいただき、東塩釜駅での代行バス乗換の際は改札に切符を通さず切符を持ったまま駅員室前を通り駅を出てください。
    そうすると切符をバス下車の際に提出となり、清算することなく利用できます。
    往復とも電車利用となるなら乗車地で往復券を購入した方がよろしいでしょう。

    チャージ型Suica利用の際は通常通り東塩釜で改札し、代行バス下車時に東塩釜→松島海岸の運賃を払うことになります。代行バスは現金のみでチャージ型のSuicaは利用できませんので、なるべくお釣りのでないように利用するようにしてくださいとのことです。

    運賃は車内の各席にある料金表で確認することになりますが、確か180円だったと記憶しています。

    バスは、そんなに連結が悪いわけではありませんが、仙台あるいはあおば通発が20分前後のものに乗ることをおすすめします。

    もうおわかりかもしれません、お節介をし申し訳ありませんでした。

    お気をつけてお出掛けください。

    仙石線中野栄を過ぎた辺りからと代行バスの沿線は津波の爪痕が今も色濃く残ります。

    どうかお気を付けてお出掛けください

  2. 上田一生 より:

    ごんすけ 様
    いつも貴重な情報を、ありがとうございます(^o^)/
    ごんすけさんのお力添えに、深く感謝申し上げますm(__)m!!
    昨日、仙台在住のマリンピアクラブの方に伺ったところ、仙石線の完全復旧は、公表されている5月末頃より早くなるのではないか?とのことでした。仙石線の復旧が待たれます!!

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