東北地方太平洋沖地震安否情報〜その7〜

2011 年 3 月 14 日 月曜日

皆様、お元気でしょうか?あの11日から3日が経ちました。

テレビをつけ続けていることが「当たり前」になった毎日ですが、被災地の方々の辛いお姿を拝見する度に、胸がギリギリと傷みます。
テレビを視ることが、こんなに苦痛に感じる日々は、半世紀以上をテレビと共に過ごしてきた私にとっても、初めての経験です。

しかし、被災地の方々は、そのテレビをご覧になることもできず、未だに何万とも知れぬ方々が、寒風に身を縮めながら、辛うじて命を繋いでいらっしゃることを思うと、涙が止まりません!

私にできることは、今のところ、残念ながらこれだけです。

救助活動に奔走していらっしゃる皆様、どうかどうか、お1人でも多くの方々をお救い下さい!!
切に切に願っております!!

今回は、「未確認情報」だということをお断りした上で、以下の情報をお届け致します。

佐藤信彦さんは、ご自分も、またご家族も被災されたのですが、今は必死に他の被災された方々を支援していらっしゃいます。
特に、岩手県の研究施設を震災直前に訪問されたご経験から、以下のメールを送って下さいました。
その直後にいただいた「追伸」と合わせて、以下にご紹介致します。(以下引用です)

岩手県大槌町の東京大学大気海洋研究所に関連する情報です。

13日夜の報道番組内で大槌町の津波被害に関する情報がありました。
映像で見る限り、海洋研の位置する赤浜地区よりも内陸側の大槌町中心地まで津波被害があり、偶然、先週行っていた中心地の大型スーパー付近も瓦礫の山。かろうじて、大きい建物は形が確認できるほどでした。

次の内容は14日朝刊の岩手日日の記事か引用したものです。(実家から情報提供)

《大槌町、町の全てが流される・・・》

支援要請に岩手県県庁を訪れた、大槌町役場の佐々木さんのコメント
「町の全てが流された。2階建ての町の役場も流されてしまい、加藤町長含め、役場の50人あまりが不明。
役場倒壊の危険性があるため、外で対策会議を開いている時、すぐに津波が押し寄せてきた。
そのため、避難が間に合わず流されてしまった。」

県内のニュースでは「大槌町1万人安否不明」の報道もされています。

また、海洋研の大学院生3人に連絡を取ったのですが、連絡がありません。(佐藤先生同様、海外にいる可能性もあります・・・)

添付しました地図の赤マルが海洋研と中心地の位置です。
海洋研の主となる施設は3階建てです。

東京大学大気海洋研究所付近の地図

この様なことはあまり申し上げたくありませんが、この現状ですと、相当の被害が予想されます。

今後も情報が入りましたらご連絡差し上げます。
皆さんのご無事を願います。

弘前大学 佐藤信彦

付けたしです!!

東大海洋研のHP内で安否確認されていました。連絡を取った大学院生3人は佐藤先生とともに海外でした。
参考までにどうぞ

東京大学大気海洋研究所

佐藤信彦

また、斎藤みかこさんのコメントにも、ご注目下さい!

今夜は雨が予想されております。福島県〜宮城県あるいは逆に茨城県にお住まいの皆様、そして被災地あるいは避難先においでの皆様、今夜の雨を浴びることについては「特別のご配慮・ご注意」が必要かと思います。
くれぐれもお気をつけ下さい!!

皆様のご無事を、本当に強く念じております!!

また、貴重な情報をお寄せ下さい!何卒よろしくお願い申し上げます!!

ペンギン会議・マリンピアクラブ 上田ー生

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