まずは、神戸大学の楠比呂志先生から頂戴したメールをご覧下さいませ_(._.)_!!
◆「上田 先生
神戸大学の楠です、１月のペンギン会議では、大変お世話になりました。マスコミ報道などで、既にご存じでしょうが、海響館でフンボルトペンギンの凍結精子を用いた人工授精により雛が誕生し、また海遊館では、葛西臨海水族園のイワトビペンギンから採取し冷蔵輸送した精子を用いた人工授精をした雌から雛が孵っております（まだ人工授精の成功かどうかは未確定です）。
これらの研究についての科学的な報告が、月末に本学で開催する第24回希少動物人工繁殖研究会で行われる予定です。詳細は、以下の２つのURLに掲載しています。
http://j-area.org/wp-content/uploads/2016/04/jarea_document_b26.pdf
http://j-area.org/wp-content/uploads/2016/06/program_jarea24_2.pdf
また会議では、これらのホットな話題に加えて、最近、キングペンギンからも採精が可能となり、彼らの精液性状についても報告がなされます。
ペンギンの繁殖に科学的な関心をお持ちのお知り合いがおられたら、この情報をお回し頂ければ幸いです。 取り急ぎ、ご連絡まで。」
楠先生、こちらこそ１月のペンギン会議全国大会では、貴重な発表をありがとうございました!!また、今回の「凍結精子を利用した人工授精によるフンボルトペンギンの繁殖成功」、本当におめでとうございます!!世界初の偉業に感激しております!!
また、引き続き、イワトビペンギンやキングペンギンへの試みを展開されていらっしゃるとのこと。ペンギンの研究・保全・飼育技術の向上と推進とを活動目的とするペンギン会議にとって、非常に心強いご支援をいただき、心から感謝申し上げます!!
今回の「特別会合」に、ぜひ多くの飼育技術者やペンギン研究者が参加され、この極めて有意義な技術と知識の普及が加速し進化していくことを強く願っております!!皆様のご参加を、よろしくお願い申し上げます!!
