リチャードさんの施設前で「ペンギンのリリース」が行われました!

2010 年 10 月 25 日 月曜日

以前の予告通り、10月21日(木)午後(ウルグアイ現地時間)、リチャードさんの救護施設前の海岸で、回復治療を受けてきたマゼランペンギンたちが「リリース」されました。
これらの映像は、例によって、キュラソーの小澤さんから転送していただきました(^o^)/小澤さん、いつもありがとうございます!!

マゼランペンギンをリリース1 マゼランペンギンをリリース2 マゼランペンギンをリリース3

さて、映像から見る限り、天候に恵まれ、たくさんの見物人が集まったようですね。「マリンピアクラブ」とペンギン会議が「資金援助」を開始して最初のリリースですから、私も感慨深いものがあります。

しかし、リチャードさん達の「不安」や「課題」は、決して減ってはいません。ご報告が遅れておりますが、リチャードさんの懸命のそして粘り強い活動にもかかわらず、ウルグアイのペンギンや他の野生動物をめぐる状況は、残念ながら、改善されてきたとは言えない状態です。

例えば、最近の世界的不況等の影響で、リチャードさんを援助してきた企業が、支援規模を極端に縮小しています。リチャードさんは、以前は「三菱のピックアップ」を活動に用いていましたが、今はそれを手放してしまいました。最近は、海岸に打ち上げられたオットセイの幼獣を、「手荷物」として路線バスに乗せて施設まで運んだこともあるそうです。

一見、和やかに見える「リリースイベント」ですが、その陰には、関係者の皆さんの信じられないようなご苦労と努力が重ねられているのです。私も、その「苦労の一部」を、少しでも担っていければ…、と考えております。

今後とも、皆様のご協力を、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!

コメント / トラックバック 10 件

  1. white-flipper より:

    ペンギンたちが海へ帰っていく様子は心が温まりますね。
    「思いに持つ(重い荷物)」も一人じゃ支えきれないけど、みんなで少しずつ、少しずつでも担っていければ、きっときっと大丈夫。

    素敵な映像、ありがとうございます。

  2. penguinman より:

    うれしいニュースをありがとうございます。私も応援します。ところで、リリースしたマゼランたちの追跡調査とかはされているんでしょうか?せっかくリリースしたマゼランたちがまたレスキューされると言うこともあるんでしょうね、もしかしたら・・・。これまでにご紹介されていたら私の見落としですので、お許しください。

  3. 上田一生 より:

    white-flipper 様

    温かい励ましのお言葉、本当にありがとうございますm(__)m!!

    「ペンギンたちが海に還る」光景は、実に感動ものですよ!
    長い間、慣れ親しんだ間柄ですから、いざ海に向かって放されても、なかなか一直線には海に向かわない個体もいるんです。

    この3枚目の写真にもある通り、「えっ!ホントに行っちゃうけど…いいの?」とでも言うかのように、見送る人間たちを何度も「振り返る子」がいると、訳もなく泣けてくるんです。
    「バイバイ…、もう会えないかもしれないけど…、いや、会うことがあってはいけないんだし…元気でね!」気持ちは複雑なんです。

  4. 上田一生 より:

    penguinman 様

    コメントありがとうございますm(__)m!!

    リチャードさんからは、「リリース個体の追跡調査をしているか否か」については、何も聞いておりません。
    ひょっとしたら、過去に誰か研究者が訪れて実施したかも知れませんが…、詳しいことはわかりません。
    小澤さん、何かご存じですか?

    しかし、私が見た限り、リリース個体にバンディングはしていないと思いますので、よほど形態的特徴のある個体でないと「追跡調査」は難しいと思います。
    SANCCOBのように、その活動が資金的にも潤沢で安定していれば、「立派な長期の使用にも耐えるフリッパーバンド」を大量に準備できるでしょう。
    しかし、リチャードさんの施設での現状は、まず目の前の多数の死にかけた野生動物達を救うという、シンプルだけど長期間継続するには極めて難しい活動を必死で続けることに、全勢力が注がれているのです。
    そういう現状ですから、まして「ラジオトラッキング」等のハイテク調査も、まだまだ未来のことでしょう。

    また、ご覧になっておわかりのように、過半数が「若鳥」ですから、これに何らかの標識をつけることは、成長期の個体を傷付ける可能性が大ですので避けるべきでしょう。
    かといって、高価なマイクロチップは、大量購入する資金的余裕がありません。

    というところが現状です。

  5. ヌリア Rodriguez より:

    Hello, I’m Nria from Uruguay, I work with Richard. I say you that this year anypenguin come back to SOS. Someyear two or three penguins return with us because can’t go to Argentina, maybe they aren’t strong, or they want not to leave us. But tris year all penguins went to the sea and said バイバイ

  6. 上田一生 より:

    Hola!! Nuria Rodriguezさん

    Muchas gracias por bueno informacion de pingunios liberacion. Recuerdosa Richardさん, por favor!! Hasta ahora.

    今までは、リリースした個体が戻ってきてしまうことが多かったんですね(^o^)/

  7. penguinman より:

    ありがとうございます、お知らせを。「シェーーーン、カミンバック!!!」とはあまり言いたくないですね、リリースされたマゼちゃんたちには・・・。

  8. 小澤由紀子 より:

    Nuria!!
    Que bueno!!!
    Sr.Ueda es muy emocionante de tu comentario.
    Yo también!
    また コメント ください。

  9. 小澤由紀子 より:

    「リリース個体の追跡調査をしているか否か」については、私が知る限り、上田先生の仰る通り、日々の餌代確保に追われている状態で、追跡調査ができる状態ではありません。
    今後、追跡調査ができるようになるといいですね。

  10. 上田一生 より:

    小澤由紀子 様

    フォローのコメント、ありがとうございました_(._.)_!!
    そうですね!できるだけ早く、「追跡調査」を実現したいですね(^o^)v

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