長崎ペンギン水族館で本日(9月22日)行われる「『ペペ』ちゃんを送る集い」に寄せて記した「弔辞」です。

2012 年 9 月 22 日 土曜日

今日、長崎ペンギン水族館では、先日このブログにてお知らせしたキングペンギンの「ペペ」ちゃんを送る会が催されます。その会に寄せて、以下の弔辞を水族館宛にお送り致しました。楠田館長によれば、この弔辞を会場に掲示し、式次第の中で代読していただけるとのことです。改めて「ペペ」ちゃんのありし日の姿を瞼の裏によみがえらせつつ、楽しい思い出にひたりたいと思います。…では、以下に弔辞を掲げます。

【「ぺぺ」ちゃんが教えてくれた凛とした生き方(ぺぺちゃんに捧げる言葉として)】

キングペンギンにとって、34年間という歳月は、途方もなく長い時間だと思います。お父さんの「ぎん吉」は、39年9ヶ月という世界最長寿記録をうちたてましたね。あなたは、その血を継いでいることを、みごとに証明してくれました。

ふりかえれば、長崎水族館から長崎ペンギン水族館へと生活の場をうつし、新しい環境に馴染むという毎日は、あなたにとってどれだけ大変なことだったか。多くの仲間の先頭に立ち、いつも入館者に向き合いながら、あなたはなにを思っていたのでしょうか?

あなたとずっと一緒だった水族館の皆さんは、こう仰います。「ぺぺちゃんは立派だった。いつも堂々として、胸をはって生きてきた。」

水族館の皆さんと入館者の皆さんにあなたが見せてくれたこと。それは「凛として生きる」こと。自分に与えられた命と毎日の生活を、精一杯生きること。

ぺぺちゃん。本当にありがとう。あなたは長崎ペンギン水族館の誇りです。そして、日本の水族館の誇りです。あなたが長崎で、この橘湾で過ごした34年間は、キングペンギンの生命力を世界に証明しただけでなく、日本の飼育技術の高さをも世界に示してみせたのです。

どうか、天国のぎん吉お父さんと一緒に、ゆっくり休んで下さい。そして、あなたの仲間たちを、温かく見守って下さい。

ペンギン会議研究員 上田一生

コメント / トラックバック 1 件

  1. 鈴木ちゃん より:

    はじめまして。
    長崎ペンギン水族館で、ボランティアをしております。
    先日9日のワークショップは所用で参加できず、お会いできず残念でした。
    本日のお別れ会におきましては、いただいた弔辞は、
    皆様からのメッセージ、写真とともに、パネルにて紹介しておりました。
    ツイッターの返信にて、のちほど画像を添付したいと思います。

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