久我山に29-7で敗れました(~_~;)!!…が(^○^)!!

2011 年 11 月 12 日 土曜日

私が勤めている目黒学院は、昔は「目黒高等学校」と称していました。たぶん40代後半以上の高校スポーツファンはご存知だと思いますが、かつては花園の常連で、何回も全国制覇を致しました。そう、高校ラグビーのお話です(^o^)/

実は、11月6日(日)に、江戸川区陸上競技場で、高校ラグビー都内準決勝戦がありました。結果は標題の通り。今年も、残念ながら、生徒達の花園への夢はかないませんでした。

目黒学院ラグビー部 目黒学院ラグビー部 目黒学院ラグビー部

これも、今年初めてのことですが、選手と共に女子マネージャーがチームの一員として活躍しています。目黒学院創立74年目にして、初めての光景です。

さて…、ラグビーのお話ですが、私は33年前、今の学校に勤めるまでは、ラグビーのことはほとんど知りませんでした。「ボールを前に投げちゃいけない」こと以外は、全くルールを知りませんでしたし、もちろん一度もプレーしたこともありませんでした。

ところが恐ろしいことに、30年前は「体育祭」の昼休みに、エキシビションとしてラグビー新入部員チーム対教員チームの「15分ハーフ戦」というのが恒例だったんです。「上田さん!眼鏡外して!」と先輩教員に注意されつつ、なにがなんだかわからないうちに、エキシビションに参加させられたのです。

試合開始5分後、パスを受けたのですぐ後ろの教員にパスしようとした瞬間、意識を失いました。新入部員中の巨漢、身長192cm、体重110kgの一年生に思いっきりタックルされ、5メートルほどぶっ飛んで脳震盪をおこしたのです。水をぶっかけられて意識は戻りましたが、その後しばらくはボーッとした状態でした。

いろいろルールは変わりましたが、今でもラグビーはボールを使った集団格闘技だという基本的性格を失ってはいません。だから、高校ラグビーでは、必ずメディカルチェックを受け、試合にもチーム毎にメディカルスタッフが常駐します。それでも、骨折は日常茶飯事なのです。現に、体育祭での「生徒:教員」交流戦では、ほぼ毎年、教員チーム側に骨折等の負傷者が出ていたものです。

これを野蛮ととらえるか否かは別として…、日曜日の「久我山:目黒」戦を応援しているうちに、久しぶりに「あの時の感覚」がよみがえりました。クラクラ揺れる視界の中で、生徒と教員が真剣にボールを追っていました。ラグビーはプロテクターをほとんど着けません。生身の肉体と肉体とのぶつかり合いで勝敗が決します。たしかに、脳震盪はこたえましたが、それ以上になんとも表現しがたい充実感があったことも事実です。

「あの時の、あの巨漢(生徒)は、どうしてるだろうか?オレを5メートルもふっとばしたあいつは、元気だろうか?」

今度、機会があったら、彼の消息を確認してみたいな…。もう彼は50歳ちかくになってるはずだ。

教師という職業は「苦痛と悩み」がいたるところに隠れている。毎日、毎時間、生身の人間を相手にするということは、かなりのストレスを覚悟しなければならない。

白状すると、最近は加齢と震災後の様々なストレスとで、ちょっと心がトゲトゲしている。自分がイヤになることも多い。

しかし、緑のピッチ一杯に走り、ぶつかり、叫んでいる生徒達を見ていて、少しだけだが、かつて味わった脳震盪の甘い思い出がよみがえった。ぶつかり、倒され、跳ねとばされても、何回も起きあがり、また走る。

そう!また走る!!少し、勇気が湧いてきた。

コメント / トラックバック 3 件

  1. mm より:

    あああ、「いいね」とか「拍手」ボタンがあったら押したい。
    無いのでコメント書いちゃいました。
    初コメントなのに申し訳ありません。
    私にも少し勇気が湧いたようです。

  2. 匿名希望 より:

     初めまして、私立目黒高等学校第41回卒業生です。
     先月(11日)母親が、自殺で亡くしまだ、心の整理がついていないところへ高校欄を見ていると先生の記事があり2年時東京都準決勝大東大(確か)を観てクラスメートが出場しており悔しい思いをしました。今は、スポーツ新聞で結果を見てますが、高校生が頑張っているのだから自分もしっかりしなくては!と思っています。
     私的な勝手な事を書きましたが、母校のご発展、ラグビー部の復活等影ながら応援しております。
     追伸、乱筆乱文にて 

  3. 上田一生 より:

    >mm 様
    ありがたいコメントに感謝申し上げますm(__)m!!!
    いつも拙いブログをお読みいただき、ありがとうございます(^o^)/
    間もなく60歳ですが、若者たちのパワーに助けられているように感じております(^○^)!!

    >匿名希望 様
    コメント、本当に心に響きました!!お母様の御霊の安らかならんことを深くお祈り申し上げます。
    また、本校ならびにラグビー部への温かいエールに心から感謝申し上げます!!苦しく厳しい日常だと思います。
    しかし、あなたの後輩たちは力強く成長しております!!ぜひ一度、学校においで下さい。

    校舎も生徒の構成も多少変わりましたが、語り合えばかつての光景がよみがえるはず。
    ここにも、あなたを知る人間たちがいます。いつでも、お待ちしております!!

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