世に「ペンギンに魅せられた人間」は少なくない。その幾人かは、拙著『ペンギンは歴史にもクチバシをはさむ』(岩波書店)でも紹介した。

しかし、紙幅の関係で、多くの興味深く個性的な人物を割愛せざるを得なかったのは、未だに口惜しい。なんとか、こんな人物にこんなペンギンとの出会い、関係があるという事実を紹介したい。

もちろん、その中には例えば徳川家康といった超ビッグネームから、最近デビューした水族館の新人飼育技術者まで、様々な人々がいる。

しかし、共通点はただ１つ。ペンギンヘの抜きさしならぬ熱く、深い思い。さて、あなたがご存じの方は、何人いるだろうか？

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