2026年1月、国際的な学術誌『Journal of Animal Ecology』に、オクスフォード大学の研究者を中心とする研究チームによってまとめられた「アデリーペンギン属の繁殖期変化に関する最新研究結果」が、論文発表されました。
詳しくは、以下のサイトにてご確認下さい。
繁殖期の2週間の飛躍:研究で南極ペンギンの驚くべき気候適応が明らかに|オックスフォード大学 https://share.google/vYRbtk0XFzJowI4Ca
日本でもいくつかの報道媒体で紹介されましたが、オクスフォード大学による上記の解説が、今のところ、最も正確で分かりやすいものだと思われます。
ポイントは、2012~2022年の10年間、アデリーペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギン3種の約40ヵ所のコロニー(繁殖地)について、繁殖期間のデータを総合的に比較・分析したところ、「10年間で繁殖開始が10~13日間早まっていた」ことが判明した・・・というもの。
これによって、アデリーペンギン属3種の繁殖成功率に差が生まれ、各々の将来個体数に影響があるのではないか?例えば、ジェンツーには有利に、ヒゲやアデリーには不利な状況になるのではないか?・・・と想像されています。
現在、ジェンツーペンギンの個体数は実際に増加していますが、その背景には、今回の研究結果(繁殖期開始時期の早期化)があるのではないかと考える専門家もいます。
今後、アデリーペンギン属3種の繁殖期変化と個体数動向に、ますます注目が集まるものと考えられます。






