「野生動物情報」の見方に関する貴重な提言です‼️

2025 年 5 月 23 日 金曜日

 5月21日(水)、「Science Portal」に以下のようなタイトルの投稿がありました。

 「野生動物にとってメディアは諸刃の剣 情報の『裏側』への意識を」

 著者は、安家叶子(あけかなこ)氏。ROOTs代表、国際自然保護連合(IUCN)日本委員会副会長です。

 まずは、安家氏のお話を、下記にてご確認下さい。

https://scienceportal.jst.go.jp/explore/opinion/20250521_e01/index.html

 SNS上はもちろん、多種多様なメディアから、毎日24時間、多くの「野生動物に関する情報」が流れてきます。このサイトでは、主にペンギンにスポットをあてながら、専門家からの発信、現地からの連絡、各種災害や事件等の情報を、できるだけ正確かつ詳細にお伝えしようとして参りました。

 とはいえ、筆者自身も「テレビ番組」等の制作に関わりながら、どのようにすれば「より正確で詳細な情報」を伝えられるのか?いつも頭を悩ませて参りました。最近はごく当たり前になってきましたが、「野生動物の周囲で生活している人々」や「日々野生動物を観察・研究している人々(研究者)」そして「メディアサイドの取材スタッフ」をも、「野生動物に関わる『環境の一部』」として必ず描き込む、「省略しない」という姿勢が、非常に大切だと痛感しております。

 今回の安家氏のご指摘は、永遠の課題であると同時に、「情報を送り出すサイドと受けとるサイド」との間に、常に望ましい「緊張関係」が保たれる必要性と意義について、改めて考えるよい機会となりました。

 皆様は、いかがお考えでしょうか?

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