大雨による被害を案じております!!

2015 年 9 月 11 日 金曜日

関東地方から東北地方にかけて、一昨日以来、記録的豪雨による大きな被害と混乱とが続いております。奇しくも11日(金)は、あの大震災から4年半、まだ14万人もの方々が避難生活を余儀なくされ、いわゆる「震災関連死」される方々がたくさん出ておられる最中のできごとに、胸がつぶれる思いです。

今回の大雨による様々な被害を受けられた地域の皆様に、心からのお見舞いを申し上げますと共に、一刻も早く、公的力による支援と救援の手がいきわたることを強く強く望むものです。

洪水被害を受けられた地域の方々が、ご自宅の窓や屋根の上で救助を求めて布などを打ち振られる様子がテレビ画面に映しだされるたび、あの大震災の時の被災地の様子が脳裏によみがえります。多くの庶民が市民が、このようにして救いを求めている。しかも、大震災の被災地で、今回再び水害を受けた方々もいらっしゃるはず。これは、大きな意味で「二次災害」ではないのか?大震災による被災地や被災者の救援と支援が、なぜこんなにも遅延し、新たな災害に重ねて痛めつけられなければならないのか?これをただ単に「自然災害=天災」が続いている…と表現し解釈するだけで本当に良いのか?これは、ある意味「人災」でもあるのではないのか?

民の苦しみや悲しみに少しでも本気で寄り添い、痛みや不安を軽減することを真剣に考え、迅速かつ効果的に対応すべき「大きな力・大きな手」は、いったいどこにあるのだろう?こんなことで、本当に日本がなんらかの国際的争乱に巻き込まれたら、その「大きな力」は、本当に市民の生命と財産を守るべく迅速果敢に行動できるのだろうか?

今回もまた、市民はまず「全力で自力救済」を目指した。あるいは、可能な限りの「互助」に努めた。市民は果たすべき役割を果たしている。あの大震災の時と同じように。次は、誰が仕事をする番なのか?

度重なる災害は、心ある市民の身体と心を繰り返し傷つける。でも…、どうか挫けないで、励ましあって進みましょう!!私にできることがあれば、どうかお声をお寄せ下さい!!被災地の皆様のご無事と、一刻も早いご回復とを、心からお祈り申し上げます。

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